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睡眠時無呼吸症候群

睡眠中、呼吸が止まっていませんか?

睡眠時無呼吸症候群イメージ

睡眠時無呼吸症候群(Sleep apnea syndrome:SAS)は、睡眠中に無呼吸または低呼吸の状態が頻回に出現する病態です。発生機序により閉塞性SASと中枢性SASに大別され、多くの患者様は臨床的に閉塞性がよくみられます。扁桃やアデノイド肥大、アレルギー性鼻炎、蓄膿症などが原因で、いびきがひどく無呼吸を起こす場合には閉塞性が疑われます。中枢性では、キアリ奇形など先天的な疾患で呼吸中枢がうまく働いていない場合、睡眠中に無呼吸が起こります。脳からの指令が無くなるため、胸腹部での呼吸振動はありません。

成人では聞きなれた病気ですが、子供では注目されることが少なく、見過ごされていることが多いです。現状、小児の無呼吸症候群は子どもの1%~3%に見られるとの報告がされています。入眠中、よくいびきをかいているようなお子様は要注意です。良い睡眠は成長発達には不可欠なので、ただのいびきと思わず、見過ごさないことが大切です。様子を見る、経過を見るなどと放置はせずに一度小児科に相談してみてください。

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