アナフィラキシーショックが現れたら
すぐにエピペンの使用を!

アナフィラキシーとは、アレルギーがある食べ物や薬を口にしたり、蜂に刺されたりした後に全身にさまざまなアレルギー反応による症状が現れることを指します。
例えば、消化器症状(嘔吐、激しい腹痛)呼吸器症状(息がしにくい、声がかすれる、強いせき込み)全身の症状(顔面蒼白、意識朦朧)などが現れたら、躊躇なくエピペンを使用することが大切です。使用してからすぐに救急車を呼びましょう。
エピペンとは、以上のようなアナフィラキシーがあらわれたときに使用し、症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤(アドレナリン自己注射薬)です。
躊躇せずにすぐに使用することが大切なので、本番の前に一度練習しておくことをお勧めします。
練習キットもあるので、いざとなると使えるかなと不安があるようでしたら、院内で一度練習して帰宅しましょう。
エピペンを処方できる登録医師からの処方で所持することができるので、一度でもアナフィラキシーショックを起こした人は受診をお勧めいたします。
喘息の診断
体重によって種類が違います。2種類あります。
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『体重15kg以上30kg未満』
の場合『0.15mg製剤』 -
『体重30kg以上』
の場合『0.3mg製剤』
エピペンの使い方
まず、①携帯用ケースのカバーキャップを指で押し開きエピペンを取り出し青いキャップ取ります。②エピペンを太ももの前外側に垂直になるようにし、オレンジ色のニードルカバーの先端を「カチッ」と音がするまで強く押し続けます。太ももに押し付けたまま数秒間待ちます。エピペンを太ももから抜き取ります。
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① 準備
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② 注射
エピペンが使い終わったら
医師にエピペンを使用したことをお知らせいただき、使用済みの製剤を回収させていただきます。
その時の状況を教えていただき、今後の過ごし方について再度計画を立てていきましょう。また新しいエピペンを処方致します。